過去の挨拶文

令和6年1月24日

令和4年12月1日


ASEAN日本政府代表部大使の紀谷昌彦(きやまさひこ)です。2022年11月30日に着任しました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

東南アジア地域での在勤は今回が初めてですが、これまで日本や世界各地でASEAN諸国とともに、安全保障・平和構築・経済・エネルギー・開発協力・国際保健など幅広い課題に取り組んできました。このような経験や知見を最大限に生かして、国際社会で重要性を一層高めているASEANと日本の関係を更に発展させるために尽力する所存です。とりわけ2023年は日本ASEAN友好協力50周年を迎える記念すべき年であり、この重要な時期にASEAN日本政府代表部で仕事ができることを光栄に思っています。

これまでASEANは、一体性と中心性を原則に掲げ、多様性を包摂しながら、地域の発展に貢献してきました。2019年の「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」 は、「自由で開かれたインド太平洋」の考え方と共通する多くの原則を掲げています。日本はこれらのASEANの原則を一貫して支持し、ASEANの良き友人、心と心のパートナーとして共に歩んで来ました。

AOIPに対しては、その優先分野(海洋協力、連結性、SDGs、経済協力等)に沿う形で、89のAOIP協力プロジェクトを現在推進中です。新型コロナ対策・経済回復支援では、ワクチン・医薬品の提供、財政支援円借款、ASEAN感染症対策センター(ACPHEED)の設立・運用等の支援を行っています。社会・文化の分野では、「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」や「文化のWAプロジェクト」などを通じて人的交流、スポーツ文化交流を推進し、コロナを経て対面での交流も再開しています。

2023年は日本ASEAN友好協力50周年だけではなく、日カンボジア友好70周年、日ベトナム外交関係樹立50周年、日インドネシア国交樹立65周年と、ASEAN各国の周年も重なっています。12月に東京で開催予定の日ASEAN特別首脳会議まで、東京やASEAN各国で様々な行事が開催される予定です。

日本ASEAN友好協力50周年キャッチフレーズは「Golden Friendship, Golden Opportunity(輝ける友情、輝ける機会)」です。Golden Jubilee(50周年)の節目を最大限に生かして、日本ASEAN関係を新たなステージに引き上げ、私たちの友情や機会、そして未来が輝かしいものとなるよう全力を尽くす決意です。日本ASEAN協力の将来の発展を担う幅広い分野の皆様とお会いできることを楽しみにしています。

ASEAN代表部大使 紀谷昌彦