ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長との第14回対話

令和4年8月11日
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8月10日、ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長の第14回対話が、ハイブリッド形式で開催されました。FJCCIAからは,嶋田議長が参加し、ASEAN日本政府代表部から千葉大使が、ASEAN事務局からはリム・ジョクホイASEAN事務総長が出席しました。
 
  1. FJCCIAからは、ASEAN域内市場とより広範な経済統合の潜在性最大化、包括的なデジタル・トランスフォーメーション、より持続可能で強靭な未来、人的資本の開発の4点に関する提案及び昨年の提言事項に関する進捗について報告が行われました。
 
  1. 千葉大使からは、地政学的リスクの高まるインド太平洋地域における平和、安定、繁栄をもたらす上で、同地域の中心に位置するASEANの重要性が高まっていること、特にASEANが同地域への関与の指針として2019年6月にASEAN自身が採択した「インド太平洋に関するASEANアウトルック」(AOIP)への協力が重要であることに触れるとともに、AOIPを実現する上で経済界の協力が不可欠である旨述べました。
 
  1. リム事務総長は、本対話はASEAN経済統合に関する多様な関連イニシアティブの実現に資する重要なプラットフォームであり、今回の議論をフォローしていく旨述べるとともに、来年の日ASEAN友好協力50周年に向けて、日ASEAN官民の関係者が連携して、より具体的、実践的な取組が進むことを期待する旨述べました。
 
関連サイト:JETROホームページ「第14回 ASEAN事務総長とASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)との対話を開催 ―リム・ジョクホイASEAN事務総長、厳しさ増す世界経済の中で民間企業連携の重要性を強調―」
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2022/8b07b8779791e96d.html