ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長との第13回対話

令和3年7月12日
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7月7日、ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長の第13回対話がオンラインで開催されました。FJCCIAからは,井上議長が参加し,ASEAN日本政府代表部から千葉大使が、ASEAN事務局からはリム・ジョクホイASEAN事務総長が出席しました。
 
  1. FJCCIAからは、ASEAN域内市場とより広範な経済統合の潜在性最大化、包括的なデジタル・トランスフォーメーション、より持続可能で強靭な未来、の3点に関する提案が行われました。それぞれの提言内容に対する現在の取組状況や今後の対応等について、ASEAN事務局から回答が行われました。
 
  1. 千葉大使から、サプライチェーン強靱化などの経済協力やASEAN感染症対策センターへの支援を含め,新型コロナウィルスのパンデミックに対処しつつ経済を加速させるための日ASEAN間の協力について紹介するとともに、昨年11月に採択された「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)協力についての第23回日ASEAN首脳会議共同声明」を今後の協力のマイルストーンとする等,今後の日ASEAN協力への取組について述べました。
 
  1. リム事務総長は、本対話は相互理解のために重要である旨指摘するとともに、新型コロナウィルスの悪影響からの回復のため、日ASEANはデジタル化と持続可能性に焦点を当てた産業界間の協力を強化することができる旨述べました。また、今後も今回の議論をフォローしていく旨約束しました。
 
関連サイト:JETROホームページ「第13回 ASEAN事務総長とASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)との対話を開催 ―新型コロナからの経済復興に向けた提言書を発表―」
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2021/368e2e5cf93ec38c.html