ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長との第12回対話

令和元年6月19日
6月11日、タイ・パタヤにてASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長の第12回対話が開催されました。ASEAN日本政府代表部から須永大使が出席、ASEAN事務局からはリム・ジョクホイASEAN事務総長の代理でアラディン・D・リロASEAN事務次長が出席しました。 

  1. FJCCIAからは、貿易円滑化、労務環境・産業人材育成、適切なデータガバナンスの3つの分野に関する提案が行われ、ASEAN各国の日本人商工会議所及びJETROより詳細説明がありました。また、それぞれの提言内容に対する現在の取組状況や今後の対応等について、ASEAN事務局から回答が行われました。

  2. 須永大使は、共同体としてのASEANへのJICAによる技術協力を可能とする日ASEAN技術協力協定が先月署名されたことについて紹介するとともに、本年積み増しを行った日ASEAN統合基金(JAIF)なども活用し、ASEANの経済発展に協力する決意である旨述べました。

  3. リロ事務次長は、ASEANの経済統合には多様なステークホルダーの関与、特に民間企業の強い関与が必要であるため、このような対話は非常に意義がある旨述べました。