JKT48所属メロディ・ヌランダニ・ラクサニさんの日・ASEAN食料・農業友好親善大使の任命

平成30年3月1日
2018年は日・ASEAN友好協力45周年という記念すべき年です。この機会に,日ASEAN友好関係を促進させることを目的とし,2月26日,日本政府はJKT48のメロディ・ヌランダニ・ラクサニさんを「日・ASEAN食料・農業友好親善大使」に任命し,その任命式が2月28日に行われました。
 
食料・農業は,日本並びにASEANの国々にとって,今日の食文化を形成してきた重要な産業です。また,基幹産業の1つであると同時に,独自の文化がそこに反映されているものでもあります。この分野においては,日本はこれまでも多くの協力を行ってきており,今日でも日本人専門家の協力の下,多くの食料・農業協力事業がASEAN各国で実施されています。
【参考:日本の対ASEAN農林水産業協力事業】
 
日本政府では,この食料・農業分野に焦点を当て,同分野における日・ASEAN協力事業等の情報を積極的に発信することで,日・ASEANの友好関係の更なる促進を図っていきたいと考えています。
 
 メロディさんは,これまでJKT48のメンバーとして日本とインドネシアの友好関係強化に貢献してきたほか,インドネシア国立パジャジャラン大学において農業を専攻した経験を活かし,日本の技術でインドネシアの農業を良くしたいとの強い気持ちをお持ちです。我々は,そうした思いを是非,インドネシアはもちろんのこと,広くASEANに向けて発信いただきたいと思っています。
 
今後,メロディさんには,食料・農業協力事業への参加をはじめ様々な活動を通じて知ったこと,感じたことを広くASEANの皆さんに発信いただき,食料・農業の大切さを,また,日本とASEANの絆をASEANの皆さんに伝えていただきたいと思います。彼女の活動が,日本とASEANの関係をより一層深めてくれることを期待しています。