ASEAN50周年記念セミナー「日本の視点から見たASEAN共同体の進展」の開催
平成29年8月4日




7月26日、ジャカルタにおいて、ASEAN日本政府代表部とインドネシア戦略国際問題研究所(CSIS、インドネシアのシンクタンク)の共催により、ASEAN50周年記念セミナー「日本の視点から見たASEAN共同体の進展」が開催されました。会場にはASEAN外交団やASEAN研究者などおよそ160名が集まりました。セミナーの基調講演の概要は以下のとおりです。
【基調講演】
1 バンバン・ブロジョヌゴロ・インドネシア国家開発企画庁長官
・2015年にASEAN経済共同体(AEC)が発足し、域内自由化の対象をモノの貿易だけでなく、サービスや投資、熟練労働者にも広げようと尽力している。
・日ASEAN間の経済的結びつきは既に強固だが、インフラ開発や製品の品質向上等の面で日本からのさらなる協力を期待したい。
2 北岡伸一JICA理事長
・日本は第二次世界大戦で東南アジア地域に多くの損害と苦痛を与えた。日本はそのことを深く反省し、平和と繁栄のために努力してきた。
・「健全な中間層の育成」「域内格差の是正」「ASEAN連結性の推進」「開発資金ギャップ」「中進国の罠への対応」といった課題に全力をあげて協力していきたい。
・「質の高いインフラ」「人材育成」「知の共有」の面において、ASEANの高度化、複雑化する開発課題に対し日本の知見を提供したい。
・ASEANが、自由で開かれた地域として一体性を維持しつつ、普遍的価値、国際秩序を支える地域共同体へと成長、発展していくことが重要。
※北岡理事長の基調講演全文はこちら
【セッション1:経済開発】
1 マリ・エルカ・パンゲストゥCSIS理事(元インドネシア商業大臣、元インドネシア観光創造経済大臣)
2 ポンシアーノ・S・インタル・ジュニア東アジア・ASEAN研究センター(ERIA)シニアエコノミスト
3 アルミダ・アリシャバナ・バジャジャラン大学経済学部教授(元インドネシア国家開発企画庁長官)
【セッション2:政治・安全保障】
1 ジョセ・タファレス外務ASEAN協力総局長
2 シャフィア・フィフィ・ムヒバット・ラジャラトナム国際関係研究院シニアフェロー
【基調講演】
1 バンバン・ブロジョヌゴロ・インドネシア国家開発企画庁長官
・2015年にASEAN経済共同体(AEC)が発足し、域内自由化の対象をモノの貿易だけでなく、サービスや投資、熟練労働者にも広げようと尽力している。
・日ASEAN間の経済的結びつきは既に強固だが、インフラ開発や製品の品質向上等の面で日本からのさらなる協力を期待したい。
2 北岡伸一JICA理事長
・日本は第二次世界大戦で東南アジア地域に多くの損害と苦痛を与えた。日本はそのことを深く反省し、平和と繁栄のために努力してきた。
・「健全な中間層の育成」「域内格差の是正」「ASEAN連結性の推進」「開発資金ギャップ」「中進国の罠への対応」といった課題に全力をあげて協力していきたい。
・「質の高いインフラ」「人材育成」「知の共有」の面において、ASEANの高度化、複雑化する開発課題に対し日本の知見を提供したい。
・ASEANが、自由で開かれた地域として一体性を維持しつつ、普遍的価値、国際秩序を支える地域共同体へと成長、発展していくことが重要。
※北岡理事長の基調講演全文はこちら
【セッション1:経済開発】
1 マリ・エルカ・パンゲストゥCSIS理事(元インドネシア商業大臣、元インドネシア観光創造経済大臣)
2 ポンシアーノ・S・インタル・ジュニア東アジア・ASEAN研究センター(ERIA)シニアエコノミスト
3 アルミダ・アリシャバナ・バジャジャラン大学経済学部教授(元インドネシア国家開発企画庁長官)
【セッション2:政治・安全保障】
1 ジョセ・タファレス外務ASEAN協力総局長
2 シャフィア・フィフィ・ムヒバット・ラジャラトナム国際関係研究院シニアフェロー