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ハビビ・センター「地域的な予防外交:より広いアジア太平洋地域における緊張状態を扱うASEANの役割」


平成26年2月4日





     2014年1月28日、ハビビ・センターのアジア研究プログラムの下で、「地域的な予防外交に関するASEAN講話:より広いアジア太平洋地域における緊張状態を扱うASEANの役割」という題名の対話が開催されました。 この「ASEAN講話」は、より広い東アジアおよびアジア太平洋地域における現状を、緊張の高まり、紛争の発生、及びASEANに及ぼしうる影響という観点から見直す目的で開催されました。


    今回の対話には、日本政府より、伊藤恭子ASEAN日本政府代表部臨時代理大使が参加した他、マカリム・ウィビソノ前ASEAN財団事務局長、ルネ・パティラジャワネ中国研究センター会長、及びコニー・ラハクンディニ・バクリー防衛・安全保障研究所所長も出席しました。ラヒマー・アブデゥルラヒム・ハビビ・センター所長が司会を務めました。


    伊藤臨時代理大使の発表では、グローバルな安全保障環境と課題、アジア太平洋地域の安全保障環境、尖閣諸島、防空識別圏(ADIZ)、日本の安全保障政策と国家安全保障戦略に関する閣議決定などの問題が言及されました。他の発表者はASEAN政治•安全保障共同体や、地域主義における協力、中国の特性と平和・安全保障についてそれぞれの具体的な発言を行いました。


    各発表者の発表後には、聴衆との間で活発な質疑応答が行われました。