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ミャンマー報道関係者に対するジャカルタ及び日本における報道研修の実施について


平成25年11月15日



1.

11月15日〜16日、ジャカルタ市内において、ミャンマーの報道関係者20名を対象にASEAN事務局主催の報道研修が行われます。これは我が国が日ASEAN統合基金(JAIF)を用いて実施している「ミャンマーの2014年ASEAN議長国就任支援事業」の一環として行われるものです。研修では、バンコク・ポストのKhun Pi Chai編集長を講師として招き、ASEAN議長国として求められる資質、各種大臣会合・首脳会合開催にかかる留意点、メディア・センターの運営、国内外のメディア対応、記者会見での対応等についての講義が行われます。また、一行はジャカルタでの研修後日本に向かい、11月18日〜23日まで実地研修や技術訓練を含むより実際的な研修を受ける予定です。

2.

ミャンマーは1997年にASEANに加盟して以来、初めて議長国を務めることとなります。ミャンマーにとって明年の議長国就任は、国内的には国民のASEANに対する認知度を向上させ、国外的にはミャンマーの民主化努力を世界に知らしめる上で非常に重要です。また、2015年のASEAN共同体構築を実現するためにも、明年のミャンマーによる議長国運営は非常に重要な意味合いを持ちます。我が国はミャンマーが議長国としての任務を全うできるよう政府関係者の能力向上を中心とした支援をJAIFを通じて実施してきています。本件研修を通じてミャンマー報道関係者の知見や能力が向上し、明年の議長国運営の成功の一助となることが期待されます。