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第2回ASEANにおけるコメ貿易と自給に関するASEANコメ貿易フォーラム平成25年6月5日 2013年6月4-5日、ASEAN食料安全保障準備理事会(AFSRB)及びASEAN事務局はインドネシアのジョグジャカルタにおいて第2回ASEANコメ貿易フォーラムを開催しました。このフォーラムは、アジア開発銀行(ADB)による技術的支援を受け、またADBの貧困削減日本基金(JFPR)の財政支援を受けたものです。 「ASEANにおけるコメ貿易と自給」というテーマの下、今回のフォーラムの目的は、ASEANにおける政策オプション及び政策措置としてのコメ自給のダイナミックスと可能性を理解し、コスト、利益、リスク、コメ自給やコメ貿易のトレードオフを識別し、変遷する地域及びグローバルの文脈の中でのコメ貿易とコメ自給戦略を決定することでした。 ASEAN日本政府代表部の伊藤恭子次席は同フォーラムの開会式で歓迎の挨拶を述べました。その中で伊藤公使参事官は、稲作技術の開発を通じて食料自給率を高めようとする日本の米生産の現状を詳しく述べ、また、ASEAN+3緊急米備蓄制度(APTERR)の確立と運用化に日本がタイと共に貢献し、積極的な役割を果たしてきたことを説明しました。 2日間にわたり、全体会議、分科会ディスカッション、ポスターの展示、ならびにアーカンソー・グローバル・ライス・モデルなどの既に実証されたツールを使用した、結果に基づく政策分析が行われました。今回のフォーラムには、ASEAN食料安全保障準備理事会(AFSRB)、ASEAN事務局、稲作農民グループ、貿易関係団体やNGO、国際的なパートナーや支援者の代表が参加しました。 最終版のワーキング・ペーパーは後日、http://www.scribd.com/ASEANRiceTradeForumにアクセスし、ダウンロードすることができます。 |