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第7回日ASEAN連結性支援合同委員会の開催平成26年6月13日
6月11日、インドネシア・スラバヤにおいて、本年1回目の日ASEAN連結性支援合同委員会が開催され、日本側からは相星孝一ASEAN大使(日本側団長)の他、外務、国土交通、厚生労働、農林水産の各省及びJICA関係者並びにASEAN代表部員が参加しました。ASEAN側からは、ASEAN連結性調整委員会(ACCC)議長であるミャンマーのミン・ルインASEAN常駐代表・大使を始めとする各加盟国のACCCメンバー(各国ASEAN常駐代表等)及びASEAN事務局の関係者が出席しました。 会合では、ASEAN連結性マスタープラン実施についてASEAN側より最近の取組状況・進展、課題等の報告がなされるとともに、日本側から新しい日本の協力プロジェクトリストを提示し説明を行いました。この新リストは、従来の日本のASEAN連結性協力旗艦プロジェクトリスト(33案件)を改定、拡充するもので、新しいプロジェクト提案を加え、全体で70案件からなるものです。また、今回は日本側で厚労省、農水省が新たに会合参加・出席したことにより、同2省が所管する、健康・医療、食品といった分野での協力プロジェクト提案についてもこの会合の場で初めて具体的に取り上げ、説明が行われることとなりました。これに対し、ASEAN側からは、新しい日本のプロジェクトリスト提示や実施段階のプロジェクトに係る最近の進展に関して日本のイニシアティブを歓迎する発言がなされると共に、一部の新しいプロジェクトにつき、同プロジェクトとASEAN側の連結性マスタープラン(同計画の3本柱)との具体的な関連性について確認する質問・関心が示されました。 今後も、我が国としては、民間部門と共に、ASEAN側と緊密な対話を行い、ASEAN連結性の強化に貢献する取り組みを前進させていくことが期待されます。この日ASEAN連結性合同委員会は、今後とも、そのような日本の取り組みの主たる舞台の1つとなると考えられます。 |