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相星ASEAN大使のAHAセンター訪問と同センター主催の東日本大震災追悼行事への参加


平成26年3月14日


    3月11日、相星ASEAN大使はAHAセンター(ASEAN防災人道支援調整センター)を訪問し、サイド・ファイサル同センター所長との間で防災分野における日ASEAN連携のあり方に関して意見交換を行いました。また、日ASEAN統合資金(JAIF)によって構築したAHAセンターのICTシステムを見学しました。続いて、同センター主催による東日本大震災追悼行事に参加し、震災発生時刻に合わせて12時46分から1分間、AHAセンターの関係者とともに黙とうを行いました。


【参考1】AHAセンター(ASEAN防災人道支援調整センター)
    ASEAN域内国の防災分野における協力と調整を促進すると共に、国連等の関連する国際機関との連携を図ることを目的として2011年11月にASEANにより設立された機関。


【参考2】これまでの我が国の対ASEAN防災支援
    我が国はASEANに対する防災面での支援を重視しており、AHAセンターに対しては、「AHAセンター設立と運営についての調査」(30万ドル)を通じた同センターの設立支援、「AHAセンターの活動強化のための統合ICTシステム構築フェーズ1」(1.6百万ドル)及び「AHAセンターの活動強化のための統合ICTシステム構築フェーズ2」(4.9百万ドル)」を通じたICTシステムの構築を行っています。また、2012年12月には「ASEAN緊急災害ロジスティック・システム」(12百万ドル)を立ち上げ、マレーシア・スバンのUNHRD(国連人道対応デポ)倉庫に構築したASEANを対象とした救援物資の備蓄・輸送システムが既に稼働しています。また、ASEAN地域における防災リーダーを育成する目的で、ASEAN各国の防災拠点から各2名、計20名をAHAセンターにおいて6ヶ月研修させるACEプログラム(AHA Centre Executiveプログラム)が今年1月から開始され、現在、ブルネイ、シンガポール、フィリピンを除くASEAN7国からの第1期生13名が研修中です。