プレスリリース | ||||
第2回日ASEAN科学技術イノベーションプラットフォーム(JASTIP)シンポジウム平成28年6月14日
6月11日、インドネシアのジャカルタにおいて、ASEANにおける生物資源・生物多様性の研究にフォーカスを当てて、第2回日ASEAN科学技術イノベーションプラットフォーム(JASTIP)シンポジウムが開催されました。 シンポジウムには、JASTIPの実施機関である京都大学の山極寿一総長、当代表部の岡野結城子公使参事官、インドネシア科学院(LIPI)、ASEAN科学技術委員会の代表等が出席しました。 このシンポジウムは、LIPIでの共同研究拠点開設のキックオフ会合であり、専門家から広く政策決定者を含むステークホルダーにJASTIPの活動を広め、ASEAN諸国と日本の間で多国間協力を促進することを目的に開催されたものです。 2015年11月に開催された日ASEAN首脳会議においても、ASEAN経済共同体を強化し、日ASEAN間で国際共同研究やイノベーションを促進するための取組として、JASTIPプロジェクトへの期待が表明されました。 岡野公使参事官からは、イノベーションのためのプラットフォームであるJASTIPが、日ASEANの科学技術協力の中核として、インドネシア、マレーシア、タイにおいて共同研究を展開することへの期待を表明しました。JASTIPは、今後、生物資源・生物多様性、防災、環境・エネルギーといった分野で取組を進めていく予定です。 |