プレスリリース


 

第3回ASEAN+3教育大臣会合の開催


平成28年6月1日

5月26日、マレーシア・スランゴールにおいて、第3回ASEAN+3(日中韓)教育大臣会合が開催され、我が国から前川喜平文部科学審議官が出席しました。


今回の会合では、我が国が中心となり「ASEAN+3高等教育の流動性・質保証に関するワーキンググループ」でとりまとめた「学生交流ガイドライン」が報告されました。このガイドラインは、質の保証を伴った学生交流の促進のため、交流のベースとなる域内の共通ルール作りとして重要なものです。


また、我が国から将来計画として新しい「留学証明ガイドライン」の策定を提案し、本年9月にフィリピンで開催されるワーキンググループにおいて本ガイドラインの原案について議論されることとなりました。これらの取組を通じ、アジア高等教育圏の形成に向け、域内各国との協力を深めていくこととしています。


参加各国との間では、ASEAN+3の教育協力に関する現状と今後の方向性についても意見交換が行われ、共同声明が採択されました。


次回の第4回ASEAN+3教育大臣会合は、2018年にミャンマーで開催される予定です。