プレスリリース


 

第48回SEAFDEC理事会の開催


平成28年4月20日

第48回SEAFDEC(東南アジア漁業開発センター)理事会が4月4日から8日にかけてベトナムのニャチャンで開催されました。


理事会には、ASEAN10カ国と日本からなる11カ国の理事とその代表団が参加しました。我が国からは長谷成人水産庁次長のほかASEAN日本政府代表部からも宮袋友作一等書記官が参加しました。


理事会は、2015年に実施された取組の成果を確認し、2016年に実施予定の取組を承認しました。また、漁業の持続的な発展にとって重要で本地域の各国の協力が必要な様々な政策課題について議論しました。特に、日本政府の支援によって実施された取組である「養殖配合飼料の代替栄養成分の開発と利用」と「早期死亡症候群(EMS)とその他の越境性疾病の対策」の成果を確認しました。


また、理事会は、違法、無報告、無規制漁業(IUU)に関するSEFDECが実施した「サプライチェーンへのIUU漁業による水産物の流入防止のためのASEANガイドライン」など各種取組の成果を確認しました。


8月3日にバンコクで開催される予定のASEAN経済共同体に向けた持続的な漁業開発のための地域協力に関するハイレベル会合に関して、理事会は共同宣言案を承認し、当該案をASEANの分野別会合に送付することを決定しました。


次回の第49回理事会はブルネイにて開催される予定です。