プレスリリース


 

日ASEAN TV祭


平成27年9月18日


 

写真:ASEAN事務局提供

9月9日~12日、マレーシアのクアラルンプールにおいて、マレーシア通信マルチメディア省主催、ラジオ・テレビジョン・マレーシア(RTM)及び一般社団法人 放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)実施、ASEAN事務局、外務省、総務省及び日・ASEAN統合基金(JAIF)の協力等の下、日ASEAN・TV祭が開催されました。


同取組は、2015年のASEAN共同体成立を踏まえ、放送番組を通じた日ASEANの交流と相互理解の促進、ASEAN共同体に関する意識啓発、クールジャパンの海外展開促進などを目指し、日・ASEAN統合基金(JAIF)を用いるとともに、経済産業省のJ-Lopからも補助を得て実施されたものです。


9日の開会式では、吉田眞人総務省大臣官房審議官、AKPモクタンASEAN事務次長、ジャイラニ・ジョハリ・マレーシア通信マルチメディア省副大臣及びASEAN各国の放送局の代表者が出席し、同行事の開始が宣言されました。9日及び10日には、日本及びASEANの放送関係者が約200名参加して、日ASEAN間の国際共同製作や番組交流の促進、放送関連技術をはじめとする様々な分野に関して、関係者による議論が行われました。11日には、放送番組や放送関連技術の展示が行われ、4Kハイビジョンで撮影した番組が会場上映された他、日ASEAN双方から30以上の放送局・団体が展示を行いました。12日には、市内のブルジャヤ・タイムズ・スクウェアにおいて日ASEANTV祭パブリックイベントが行われ、日本及びASEAN各国から参加した俳優、アナウンサー、アーティストらによってASEAN各国の放送番組紹介やミニコンサートが開催され、ASEAN共同体成立への意識啓発等を行いました。また、同祭の模様は報道等を通じてマレーシアをはじめとする多くのASEANの国々で放送されました。


日本は、2013年に採択された日・ASEAN友好協力に関するビジョン・ステートメントに基づき、引き続き、日ASEAN関係についての文化芸術交流等を通じた人と人との交流の促進を推進していきます。