プレスリリース


 

ASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)第3回理事会の開催


平成27年5月12日

    4月22日及び23日、ブルネイのバンダルスリブガワンにおいて、ASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)第3回理事会が開催されました。日本からは農林水産省の柄澤農産部長を代表に、在ブルネイ大使館、ASEAN日本政府代表部から関係者が出席しました。


    APTERRは、2012年7月に協定が発効し、2013年3月に協定に基づく第1回理事会を開催しました。今回の第3回理事会においては、APTERR事務局の運営に関する事項、寄託基金の運営、2014年度の事業実施報告、2015年度の事業計画及び予算計画について、議論、承認を行いました。また、フィリピンの台風ハイヤンに対する現物備蓄事業の実施報告がありました。フィリピンの代表者からは日本の支援に対する謝意の表明がありました。


    日本は、APTERR協定に基づく義務的拠出金及び任意拠出金による現物備蓄事業や専門家の派遣など、引き続きAPTERRへの貢献を行う旨表明しました。日本は、2013年に採択された日・ASEAN友好協力に関するビジョン・ステートメントに基づき、ASEANの食料安全保障の強化に向けた取組を推進していきます。