プレスリリース


 

日・ASEAN芸術大学ネットワーク会合の開催


平成27年2月16日

    2月9日-2月11日、インドネシア芸術大学(ISI)ジョグジャカルタ校において、国際交流基金、ASEAN事務局及びASEAN日本政府代表部の協力の下、日・ASEAN芸術大学ネットワーク会合が開催されました。


    本会合は、日本とASEAN各国との文化交流をASEAN地域で展開していくためのプラットフォーム構築を目指し、「文化のWAプロジェクト」の一環として実施されたものです。


    日本からは東京藝術大学の三田村国際交流部長を始めとする関係者、国際交流基金及びASEAN日本政府代表部が参加しました。ASEAN側からは、インドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校のアグス・ブルハン学長を始めASEAN各国を代表する芸術大学の関係者及びASEAN事務局が参加しました。


    初日には、ASEAN事務局及及び国際交流基金がASEANにおける芸術文化交流に関するそれぞれの取り組みを紹介しました。その後、各参加大学が各大学の概要や国際協力の取組、本ネットワークに期待すること等を発表しました。


    参加者は、インドネシアの伝統的な染め布地であるバティックの色染めを体験した後、教員と学生が分かれて、本ネットワークについてグループディスカッションを行いました。


    二日目は、前日のグループディスカッションの結果をもとに、参加者の間でネットワークの方向性について活発な質疑応答が行われました。


    主催者は、本会合での議論の内容を踏まえ、国際交流基金及びASEAN日本政府代表部とともに、本ネットワークの今後の進め方及び可能な共同事業について検討していくことになります。