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日・ASEAN友好協力40周年キックオフ・レセプションの開催について平成25年1月28日 1月18日(金)、ジャカルタのケンピンスキーホテルにおいて、日・ASEAN友好協力40周年を記念したキックオフ・レセプションが日本とASEAN諸国との共催で開催されました。レセプションにはミン事務総長、ASEAN各国の常駐代表と石兼ASEAN大使を始め、日本とASEAN両国の政府機関、企業関係者、大学関係者、プレスなどの幅広い分野から370名を超える方々が参加しました。 オープニングでは、ASEAN常駐代表委員会議長であるエマリーン・ブルネイ常駐代表及びレ・ルオン・ミンASEAN事務総長より日・ASEANの友好協力40周年に対する祝辞が述べられました。その後、日本政府の代表として、当初レセプションへの出席を予定されていた安倍総理に代わり石兼ASEAN大使より、これまでの40年間、日本が行ってきたASEAN地域でのインフラ整備、人材育成、カンボジア和平への貢献、多くの民間企業の活動などが、現在のASEAN地域の安定と繁栄に役立っていることを強調すると共に、40周年を節目として、ASEANの人々の平和と繁栄のため、日本とASEANが家族のように寄り添いながら、未来に向けて共に歩んでいく関係を作っていきたいと述べました。また、未来の原動力たる若い世代の交流と相互理解のため、2007年に安倍総理の下で立ち上げられたASEANを含むアジア大洋州地域との間の青少年交流スキーム(JENESYSプロジェクト)を更に発展させ、「JENESYS 2.0」プロジェクトとして新たに3万人の青少年交流を実施されることになると伝えました。 今回のレセプションでは、日・ASEANの今後の更なる関係強化・発展への意志と絆を強化し、日本とASEAN各国がともに力を合わせて未来に向けた新しいパートナーシップを築くことを目的に、会場には復旧を超えた復興を目指し未来へ前進する東北・日本をアピールするため岩手、宮城、福島の特設ブースが設けられ、各県の展示や体験コーナー、食の提供などが行われました。また、インドネシア、タイ、マレーシアを同時中継で結び、訪日経験を持つ方々が日・ASEANの将来についてのメッセージを発信しました。さらに、東日本大震災後の2011年6月に被災地を訪問しボランティア活動に従事したASEAN親善キャラバンの代表者による挨拶が行われました。その後、日本、タイ、マレーシアの国籍混合チームバンドである”unit asia”と福島県立安積黎明高校の合唱部のメンバーが共同で作成した未来リレーソングである「Tomorrow 〜Love Song〜」が安積黎明高校の合唱部代表者により日本語で、またインドネシア大学コーラスによって英語で披露されました。 本年は日・ASEAN友好協力の40周年にあたる年であり、今回のキックオフ・レセプションを皮切りに12月に日本で開催される予定の特別首脳会議まで様々なイベントが日本及びASEAN各国において予定されています。 (参考)「Ambassador Ishikane's Speech at Kick-off Reception of 40th AJ Anniversary」
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