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第5回ASEAN+3青少年高級実務者会合の開催
9月7日、インドネシア共和国の首都ジャカルタにおいて、第5回ASEAN+3青少年高級実務者会合が開催されました。日本からは、伊奈川内閣府少子化・青少年対策審議官(日本代表団団長)、伊藤恭子ASEAN公使参事官他が参加しました。また、中国、韓国からの関係者に加え、ASEAN側から青少年高級実務者会合(SOMY)委員、ASEAN事務局関係者等が出席しました。 会合においては、冒頭、議長であるベトナム青年国際協力発展センター(CYDECO)のBui Diem Huong次長より、ASEAN+3の協力の枠組みがまとまりあるASEAN地域共同体へと強化していくためには青年が重要な役割を担うとの挨拶があり、その後、日本、中国、韓国からASEAN各国との青少年交流についての取組が報告されました。 日本からは、2011年11月の日ASEAN首脳会談及び2012年7月の日ASEAN外相会談において青少年交流の強化が言及されたことを踏まえながら、我が国の取組として1974年から日本とASEAN加盟国の間の共同事業として発足した「東南アジア青年の船」についてこれまでに1万人を超える青年が参加し日ASEANの友好の象徴となっていること、また日本及びASEAN各国において事後活動団体が組織され本事業で得た「人と人のつながり」が国際的なネットワークとなっていること等が紹介されました。この他、2007年より5年間にわたって実施された「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS Program)」の成果に加え、現在実施している「キズナ強化プロジェクト」の現状についても説明が行われました。 ASEAN各国からは、日本のこれまでの取組に対して敬意が表されるとともに、更なる人材交流プログラムの向上のために、実施段階におけるASEAN各国との連携を強化していくことが重要であるとの議論がなされました。 |